現在、仙台市博物館で「徳川十五代将軍展」が開催されています。
徳川家康から始まる十五代すべての将軍の甲冑が一度に展示されるなど見所いっぱいの特別展です。
徳川と伊達を結ぶ関係はたくさんありますが、松島との意外な関わりがあったことを今回紹介したいと思います。
展示品の中に、徳川最後の将軍・慶喜が退隠後に描いた「日本風景」があります。
慶喜は明治初期の画家、高橋由一から絵の手ほどきを受けたそうです。
高橋由一は
「近代洋画の開拓者」と呼ばれる画家です。
これは高橋由一の「松島五大堂図」(県指定有形文化
財(絵画))です。 現在、宮城県美術館に所蔵されています。 描かれたのは1881年で、ほぼ慶喜が「日本風景」
を制作していた時期と重なります。
特別展は11月9日(日)まで開催中です。
★絵画の掲載につきまして宮城県美術館様から許諾を
得ております。