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教育長のひとり言

教育長のひとり言
2020/01/15

模倣・モデリング

| by 教育長
 子どもは模倣することによって学びます。
 観察しマネをする子どもの能力はめざましいものがあります。
   専門家は,これを「モデリング」と呼んでいます。
 
 子どもは,モデリングによって,例えば,話すことを学びます。人が話すのを聞きながら,ことばを覚えていきます。
  さらには,モデリングによって,態度,価値観,好みあるいは習慣さえも学習していきます。
   例えば,「***ちゃん,話し方などお母さんそっくりになってきたね」などと言われるのは,すべて子どものマネから始まっている例のひとつということになります。
 
   そう考えると,親の姿勢は,かなり強い影響力をもつことになります。

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 子どもは親の後ろ姿を見て育つ。 
 正にその通りです。
 
    しかし,こんな諺もあります。 
    親の言うとおりにはしないが,するとおりにする。 

   「するとおりにする」というのがポイントです。
 子どもの見本と成りうるような親でありたいものですね。
    保護者の皆様はどうお感じになったでしょうか。
10:45 | 投票する | 投票数(4)
2020/01/08

長所を伸ばす

| by 教育委員会
 新年明けましておめどうございます。
 今年は「子年」にあたり、再び新しい十二支のサイクルがスタートする年でもあります。 これまで以上に、さらに松島の教育が躍進するようにがんばりますので、どうぞよろしくお願いいたします。
 さて、今年は、こんな話題からスタートします。

          *        *        *

   今 は亡くなりましたが,狐狸庵先生でおなじみの遠藤周作(えんどうしゅうさく)という小説家をご存じでしょうか。(あまりにも昔のことで知らない人も多いかもしりませんね。下段を参考にしてください。)

 遠藤周作さんは,子どもの頃,理科系の勉強は全く理解できず,教科書を机上に立ててその陰で眠っているか,小説を読んでいたそうです。
   成績が悪くて周囲の者や親戚の人たちからバカにされ,自分も俺は本当にバカではないかという劣等感に苛まれていたそうです。

 そうした時,母親が「お前は一つだけいいところがある。それは文章を書いたり,話したりするのが上手だから,小説家になったらいい」と言ってくれました。「もし,その当時,母方の人たちと同じように,私を叱ったり,バカにしていたら,私という人間はきっとグレてしまって,現在どうなっていたか分からない」と話されています。
  
 子育てで大切なことは,叱ったり,厳しく罰したりして無理に教え込むことではなく,子供たちの中に埋もれている美点や隠れた才能を見つけ出し,それに肥料や水を与えて育ててあげる励ましだともいえるのではないでしょうか。

  「それは分かっているのだが,なかなかできない。ついつい怒ってしまう」と保護者の声も聞こえてきそうですが,根気強く励ましてみてはいかがでしょうか。

 大人でも,怒られるよりは,褒められた方がいいに決まっています。このことをもう一度考えてみてはいかがでしょうか。

          *        *        *
 遠藤 周作(えんどう しゅうさく、1923年(大正12年)3月27日 - 1996年(平成8年   
      9月29日)は、日本の小説家。随筆や文芸評論や戯曲も手がけた。
      データ提供: Wikipedia



書き初めをするねずみのイラスト(子年)

08:15 | 投票する | 投票数(5)
2019/12/26

ルソーの言葉

| by 教育長
  教育委員会のホームページがダウンしてしまい,読者の方々には、大変ご迷惑をおかけいたしました。復旧に携わった職員の努力の甲斐もあって,予定よりかなり早く再開することができました。
 それにともなって,「教育長のひとり言」も再開することにしました。
 つたない文章ですが,今回も家庭向けに書いていきますので,話題にしていただければ幸いです。

           *   *   *   *   * 

   幼稚園から小学校にかけて,子供たちは急速に世界をひろげ成長していきます。
   この時期は,親としても,子どものあまりの変化に驚き,戸惑うことも多いこと思います。  
   フランスの思想家にルソー( 1712~1778)という人がいます。その人は,次のように語っています。

 子どもを不幸にする一番確実な方法は,それは何もさせないことだ。 

    あれもこれもすべて親がやってあげるということは,子どもにとっては,良くないということです。
 失敗も含めたいろいろな経験をさせてこそ,初めて子どもは育つというわけです。    
 約200年前に子育てについて語ったルソーの言葉ですが,保護者の方々はどうお感じになるでしょうか。
 
 今の時代にそぐわない言葉である。
 いや,考えるところは大いにある言葉である。
 時間に余裕がある時,ちょっと考えていただければ幸いです。

           *   *   *   *   * 
                             
 一年間大変世話様でした。
 よい年をお迎えください。

福袋を持ったねずみのイラスト(子年)
11:04 | 投票する | 投票数(6)