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誇りと絆を育みしなやかに生きる松島人

 
教育長室から、松島町教育行政に関わる事やさまざまな話題やメッセージをお送りします。
 
教育長室からのメッセージ
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2019/03/29

思いやり

| by 教育長

  ある雑誌を読んでいたら,こんな記事が載っていました。

            *                *                  *
 尊敬するあるお母さんに「子どもを育てる上で,特に大切なことは何でしょうか。」とお尋ねしたところ,「耐える心と思いやりの心を育てることだと言えます」と答えられた。
 「思いやりの心を育てるために特にどんなことを…。」と重ねて伺うと,「例えばですが,私は子どもが一年生に入った頃から,学校の図工の時間に輪ゴムや空き箱を持ってくるように言われると,努めて余分に持たせるようにしました。」
 「一体それは何のためにですか。」と尋ねると,少しはにかみながら言われました。
 「きっと,うっかり忘れるお子様があると思うのです。そんな子の寂しそうな顔を思い浮かべると可哀想で『そんな子のために』と子どもに申します。」

 
  私は静かな感動に包まれました。よい話だと思いました。
 「そんな心づかいが少しは子どもに通じているようです。中学生になってからも,高校生になってからも,私の言葉を守っていると申します。」
 「そうだろうな」としみじみ思いました。

 
  思いやりの心を育てると言うことは,このように,ほんの身近なところでなされるのだなと思いました。
            *                *                  *

   とても印象に残る記事でした。
 「思いやり」は,決して大げさなものではなくて,ほんとに身近なところから育てていかなければならと,改めて考えさせられました。


14:46 | 投票する | 投票数(3)
2019/03/19

どんぐりころころ

| by 教育長

  青木存義(ながよし)作詞,梁田 貞 作曲のどんぐりころころ。
 この童謡を知らない方はいないと思います。

   
    どんぐりころころ ドンブリコ
    お池にはまって さあ大変
    どじょうが出てきて こんにちは
    坊っちゃん 一緒に遊びましょう

   
    どんぐりころころ よろこんで
    しばらく一緒に 遊んだが
    やっぱりお山が 恋しいと
    泣いてはどじょうを 困らせた

 
  「互いを認め合い,助け合い,違う世界の仲間とも仲良くしよう」という教訓も何気なく盛り込まれているすばらしい童謡だと思います。
 普通は,2番まで歌い,終わりとなります。
 
 しかし,あまり知られていませんが,この歌には,3番目があります。
  「泣いてはどじょうを 困らせた」で切れては、歌詞としてはどうも収まりが悪いなと思っていただけに,3番目の歌詞に感激しました。

 では,3番目はというと…

  
    どんぐりころころ 泣いていたら
    仲良しこりすが 飛んできて
    落ち葉にくるんで おんぶして
    急いでお山に 連れてった
                 
 こうなると「互いを認め合い,助け合い,違う世界の仲間とも仲良くしよう」とういうメッセージがさらに強調されると思います。
 さて,皆さんはどうお感じになったでしょうか?
 ちなみに,3番は,岩河 三郎さんが補作したそうです。

(追)3番目の歌詞につきましては、諸説がありますが、私は、岩河 三郎さんの補作が一番好 きです。 
   


 


15:18 | 投票する | 投票数(1)
2019/02/25

春風を以て

| by 教育長

   幕末の儒学者に佐藤一斎(いっさい)という方がいます。
 その一斎が,次のように語ったものがあります。

   
    春風を以て人に接し,秋霜を以て自ら粛(つつし)む

 
  他人には春風のもつ暖かさで接し,自分には秋の霜のような冷厳さで反省して,自分の至らぬところを知るというような意味です。
 
 私は,この言葉が好きです。
  私もかくありたいと願っていますが,まだまだです。
 
 これと同じようなすてきな格言(文言)もあります。
  こちらも四季にたとえた印象的な言葉です。
 
  「春」 友だちと接する時は,春のような暖かい心で
   「夏」 活動する時は,夏のような燃える心で
   「秋」 考える時は,秋のように澄んだ心で
  「冬」  自分を責める時は,冬のような厳しい心で

 
  私が学級担任していた時,必ず子ども達に話して聞かせていたものでした。

 「春夏秋冬」のような子ども。今でも,そんな子どもに育ってほしいと願っています。


*一斎の言葉は,かつての総理大臣 小泉純一郎氏も引用していました。



 


15:56 | 投票する | 投票数(5)
2019/02/25

夢の実現へのお手伝い

| by 教育長

  最近の子どもたちを見ていると,「勉強はするけれど,将来に向けて夢や目標はもってない」ということが結構,見受けられます。
 
 子どもたちが夢をもてば,やる気も生まれ,毎日が充実するだろうし,簡単にあきらめないという姿勢も生まれてきます。
 好きなことなら,努力も苦労と思わなくなります。
 勉強だって意味付け(夢の実現)をもって取り組みます。無理矢理させられていると思っている学習とは,次元が異なります。

 
  例えば,将来,水泳でオリンピックに出て,メダルを取りたいという夢をもったとします。しかし,これだけでは夢は実現しません。
 ここで,大人による夢の実現へのお手伝いが必要になります。

 目的を達成するには,幾つかの目標が必要になってきます。具体には,毎日100メートル泳ぐとか,筋力を鍛えるとか,子どもと一緒になって,メダルを取るために必要なことを整理してあげることが大切になってきます。
  
 そのサポート役が,私たち大人たちということになります。
 大人の温かい励ましがあれば,子どもたちの挑戦する意欲も俄然違ってくると思います。
 
 さて,最近の子どもを取り巻く状況は極めて深刻です。自死者の増加,犯罪の低年齢化,キレル子の増加などといった暗くなる話題ばかりです。

 
 このような状況を改善するためにも,子どもたちに夢やあこがれをもたせて,自分の将来に対しての明るい展望をもたせたいものです。
 そして,将来に向けて夢や目標をもったエネルギーあふれる子どもたちで,松島町が一杯になるようにしてまいりたいと考えております。

 

 


 


12:56 | 投票する | 投票数(5)
2019/01/29

言霊(ことだま)

| by 教育長

 言葉は不思議な力をもっています。
 それを昔の人は言霊といって大切にしてきました。

 何気ない言葉が,子どもにとっては不思議な力をもつことがります。
 しかし,その逆の場合もあります。
  何気ない一言は,次のような働きをもたらします。

  その一言で,やる気を起こし
  その一言で,励まされ
  その一言で,夢をもち
  その一言で,うれしくなり
  その一言で,立ち上がる
  その一言で,腹が立ち
  その一言で,泣かされる 

 
 話変わって,親は,どんなことを我が子に普段「口ぐせ」のように言っているのか,約600人の中学生に聞いたデータがあります。
 
 ベスト10は次のとおりです。 
  第1位 今日も元気でがんばってね。
  第2位 さっさとしなさい。早くしなさい。
  第3位 やるべきことはきちんとしなさい。
  第4位 真剣にやれば,できるんだから…。
  第5位 いまいちね。もうちょっと何とかならないの。
  第6位 がんばってる? がんばるのよ。
  第7位 腹を立てるな。
  第8位 宿題したの?
  第9位 はっきりしなさい?
 第10位 いい加減にゲームをやめなさい。

  
 子どもたちに心の財産として残せるような言葉を,ちょっぴり意識したいものですね。


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