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誇りと絆を育みしなやかに生きる松島人

 

 教育長室から、松島町教育行政に関わる事やさまざまな話題やメッセージをお送りします。
 
教育長室からのメッセージ
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2019/10/23

学芸会・学習発表会

| by 教育長

 保護者の皆様、今年の各学校の出し物はいかがだったでしょうか。
 子どもたちの一生懸命さが伝わりましたでしょうか。  
学芸会のイラスト

 さて、昔、昔、学芸会・学習発表会は、保護者に歓迎されないものでした。
 「えー」と思われるかもしれませんが、実は本当の話なのです。

 明治34年(1901年)、秋、栃木県の高等女学校で学芸会と称して、芝居を上演させたところ「良家の娘に芝居とは何事だ」と大変なことになり、生徒を退学させるという事態にまでなりました。

 さらに、明治42年(1909年)、時の文部大臣が「演劇興行は風紀を乱し、物の考え方を浅くし、悪い風俗や風習などを助長する」ということで禁止させられました。
 
 時代が時代と言えば、仕方がないのですが、学校劇の上演が自由になったのは、実に1930年代だったそうです。運動会に比べて、学芸会はあまり歓迎されてなかったようです。

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 余談ですが、学芸会と、学習発表会はどう違うのと、よく聞かれます。
 第一小学校では、今でも『学芸会』と言っています。
 第二小学校と第五小学校は、『学習発表会』と言っています。

  
 学校教育の指針となる学習指導要領の中では「学芸的行事」は「特別活動」の「学校行事」に規定され「学校生活に秩序と変化を与え,集団への所属感を深め,学校生活の充実と発展に資する体験的な活動」のうち「平素の学習活動の成果を総合的に生かし、その向上の意欲を一層高めるような活動を行うこと」とされています。
 ちょっと難しい文言ですが、「学芸会」という名称は、ここから来ています。

 
 一方『学習発表会』は、平成に入った辺りから、全国的にこの名称が使われるようになりました。「練習に手間と時間のかかるものはやめて、普段の学習の成果を発表する場にしよう」という動きが高まったことが『学習発表会』という名称の変更に繋がっているようです。

 
 現在、私はすべての学校の学芸会・学習発表会を見させていただきますが、名称の違いによる各学校の演目の内容に大きな違いはありません。
 どの学校も、学習指導要領のねらう「学校生活に秩序と変化を与え,集団への所属感を深め,学校生活の充実と発展に資する体験的な活動」であると認識しながら、楽しく各学校の学芸会・学習発表会を見させていただいております。


16:09 | 投票する | 投票数(2)
2019/10/21

努めれば恵まれる

| by 教育長
 今回のラグビーワールドカップの日本代表の戦い方には、とても感動しました。
 常に一生懸命努力する。
 歯を食いしばってがんばる。
 決して楽な方に流れない。
 勝ち負けを超えたところに、尊いものを感じました。
 
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 子どもたちには「目標に向かって努力することの大切さ」を話して聞かせます。
 私たちは,大なり小なり目標をもち,それに向かって努力します。
 しかし,2~3回してみて「あぁ,やっぱりだめだ」と簡単にあきらめてしまう傾向が多々あります。ここでくじけてしまえば,本人にとっては何にも残りません。
  「継続は力なり」といいます。コツコツ努力する中で得られたものこそが,本当の意味で自分の血や肉となります。

 子どもたちは,努力すれば努力した分だけ,効果(伸び)があると勘違いしているところがあります。ところが,そうではありません。
 
 本人の努力と伸びは比例しません。「いくら練習してもちっとも伸びない」これが当たり前で,普通なのです。そんなに簡単には結果はついてきません。しかし,根気強く努力したことは,決して無駄ではありません。

 努力したことの結果は,ある日,突然訪れます。それは,子どもも教師も,保護者さえも全く予想がつかない時にやって来ます。昨日まで,何度練習しても全くできなかった二重跳びや逆上がり,自転車乗りが,なんだか分からないうちに,いともあっさりできてしまったという,狐につままれた経験を,保護者の方々もお持ちでないでしょうか。
 
 これこそが,コツコツ努力をしたことに対するご褒美なのです。
 決して,努力は裏切りません。必ず結果がついてきます。
 まさに,努めれば恵まれるということです。
 
 このことを様々な学習場面で,励ましながら,ほめながら,しっかり子どもたちに定着させていきたいと考えております。


ラグビー少年のイラスト
 
13:15 | 投票する | 投票数(3)
2019/10/18

日本人は1日何回「ありがとう」と言っているのか

| by 教育長
 チョコレート菓子『キットカット』で有名なネスレ日本が、『日本人は1日何回「ありがとう」と言っているのか』を調査しました。

 1日「ありがとう」という回数は平均7.5回でした。
 ところが言われる回数は4.9回でした。
 自分が言っているほど、相手からは言われてないと思っていることが分かりました。

 問題だったのは、中年男性です。
 男性は、年齢が上がるほど、回数が減り、50代男性の平均は、なんと4.3回だそうです。10代男性の平均7.8回の半分にとどまります。

 ゆゆしきことですね。


勤労感謝の日のイラスト「花のプレゼント・女性」
16:14 | 投票する | 投票数(0)
2019/10/18

つもりの躾

| by 教育長

  古い話になりますが、日本大学 佐藤晴雄教授らのグループがおこなった意識調査(平成20年)から,『保護者の多くは,我が子を十分に「しつけたつもり」になっている』という調査結果を発表しました。

  調査によると,保護者および教師の8割以上が一般的な家庭のしつけが不十分だと思っていますが,ところが,保護者の7割は,自分の子どものしつけは,しっかり行われていると自認していることが分かりました。
  多くの保護者は,他の家庭のしつけは不十分ですが,自分の家では,十分にしつけているつもりになっているということです。

 
  しつけの役割分担意識を見ると,
  早寝・早起きなどの基本的なしつけは【家庭の役割】,
 「協力し合う姿勢」など社会性のしつけの一部については【学校の役割】,と認識する傾向にあったそうです。
  ここでは,家庭と学校の役割分担意識に大きなズレはなかったのですが…

  保護者の多くは,基本的な生活習慣などのしつけは,家庭で行っていると考えていますが,教師は,さにあらず。家庭ではさほど行われてないと見ています。例えば,「あいさつの仕方」。
  家庭の役割だと回答した保護者は,92%でした。
  これを家庭でしつけていると回答した割合は,保護者の83%で,教師は27%にすぎませんでした。
 「あいさつ指導」は学校の役割だと回答した教師は8%。

  しかし,学校で,指導しているという教師は70%と数値が高くなります。

  ところが,保護者は,家庭でしつけていると考えていますので,保護者の16%しか,学校では指導していないと思っているそうです。

 
  佐藤教授はこう述べています。
 『保護者は,基本的な生活習慣は家庭で十分しつけているつもりなっているので,学校で行われているとは思ってもみないだろう。しかし,そのしつけ不足を目の当たりにした学校は,それを指導せざるを得ないのである。「つもりのしつけ」現象こそ,今日の家庭教育の問題がありそうだ。』


  この調査結果から,これまで以上に学校と家庭の連携の重要性を感じました。



15:55 | 投票する | 投票数(1)
2019/10/13

あなたはまだ無理

| by 教育長
 幼稚園に行っている年齢の子は,何でもしたがります。
 かなり上手に体を使いこなせるようになるので,自分でしてみるのが楽しくて仕方がないのです。
 そこで,親が,靴を履かせようとすると,「自分で履く」といって聞きません。服を着せようとすると,「自分で着る」といって頑張ります。中には,親がそばに寄っただけで,また何か手伝うのだろうと思って「いや」と拒否するものまで現れます。
 
 こんな時,親はどうしたでしょうか。
 「あなたにはまだ無理です。私が履かせてやります。」
といって,嫌がるのに無理に手伝っていたということはありませんか。それで,子供のために良くしてやっていると思って満足してはいなかったでしょうか。
 
 自分のことが,ようやく自分でできるようになり,したがるようになった子供から,間違ってもその喜びを奪ってはいけないと思います。とにかく自分でやらせ,自力でできたという喜びを味わわせてやらなければなりません。うまくできない時も,そっとそこだけ直してやり,同じ喜びを味わわせるくらいの配慮が必要になってきます。また,そうした意欲が芽生えたら,できそうなことは励ましてやらせ,できたところを認めて,さらに励みにさせたいものです。
 これではじめて子供の心に,自分のことは自分でしようとする真の自主性が育ちます。



11:20 | 投票する | 投票数(2)
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