松島町地域学校協働活動推進事業について
【目的】
本町教育が目指す『誇りと絆を育みしなやかに生きる松島人』(①松島を愛し、一人一人が自信と誇りを持った個性豊かな松島人、②学校・家庭・地域において学び合い、支え合う絆を大切にする松島人、③新たな時代をしなやかに力強く生き抜く松島人)の育成、及び新学習指導要領で求められる「社会に開かれた教育課程」を実現するために、地域と学校の協働体制を強化し、地域学校協働活動をより一層推進します。
【事業概要】
①「松島まるごと学」(歴史文化教育推進事業)の実施
・地域の歴史や文化を学ぶ歴史文化教育「松島まるごと学」を実施し、地域の魅力を再発見することにつなげ、地域に愛着と誇りをもつ子供たちを育成します。
・地域住民・団体等が講師を務めたり、資源を提供したりすることで学校支援体制の強化を図るとともに、関係団体・学校・地域との協働体制を構築します。
≪主な事業例≫
・品井沼干拓学習(小学校4年生)
・森林学習(小学校5年生)
・「松島の縄文時代」出前授業(小学校6年生)
・「瑞巌寺の歴史を知ろう」出前授業・見学学習(小学校6年生)
・松島歴史巡り(小学校6年生)
・坐禅体験(小学校6年生)
・職業人の話を聞く会(中学校2年生)
②「まつしま放課後子ども教室」の実施
・各校月1回「まつしま放課後子供教室」を開催し、児童の安心・安全な活動拠点を確保するとともに、子供たちの学習を支援し、様々な体験活動に触れる機会を提供します。
・地域住民の参画を得ながら事業を運営することで、地域住民の生きがいづくりを推進し、地域活性化を図ります。
③松島町地域学校協働本部の設置
・学校、地域コーディネーター、地域団体等によって構成される「地域学校協働本部」を設置し、情報共有や連携を図ります。
≪主な事業例≫
・松島町地域学校協働本部会議の開催
・地域コーディネーターによる学校教育支援人材のコーディネート(「職業人の話を聞く会」講師紹介、「職場体験」受け入れ事業所の選定等)
【評価・検証】
・松島町「地域学校協働活動推進事業」評価・検証委員会において事業報告・(一部)事業視察を行い、評価検証を実施する。
・「松島まるごと学」参加者アンケートにおいて地域に対する愛着・誇りを数値化して確認する。
・「まつしま放課後子供教室」関係者アンケートにより、活動の満足度やスタッフの生きがいにつながっているかを数値化して確認する。