本校職員は,家庭訪問から帰ってくると,早速回収してきた生徒たちの課題を開き,一人一人にコメントを書き入れるなどしています。「今日はずいぶん頑張ったな。」などのつぶやきも聞こえてきます。課題はプリントだけでなく,前回紹介した写真記録やビデオでの記録もあります。
先日,音楽科が楽しそうに生徒の課題を確認していました。「どうしたの?」と尋ねると,「見てください。」と生徒の作品ビデオを見せてくれました。音楽科では,生徒の興味と創造力を生かして音楽を楽しむことを目的に,創作楽器の製作を課題としていたそうです。素材を見つめて試行錯誤して,楽器を創り上げることは表現活動に一つです。音楽科からは,「今回,試行錯誤し課題に取り組んだレポートが生徒から提出され,松中生の音楽に対する高い興味・関心を感じることができました。」とコメントをもらいました。
下の作品は,「自然を使ってつくろう」というテーマのもとに製作された「竹シロフォン」で,鍵盤が転がらないように土台の竹にくぼみをつけたり,チューナーを使って一音ずつ竹の長さを調整したりと,色々工夫したそうです。実際にこの楽器で演奏された曲は,自然の素朴な音色で,心に響いてきました。
長期にわたる休業が続いていますが,時間を大切に使っているなと,改めて感動しました。

