校 長:小山 順子(令和6年4月1日~)
生徒数:246名(令和6年5月1日現在)
令和6年度 松島中学校の教育
1 校訓 「遠き理想」 「高き希望」 「明き真理」 「深き友愛」
校章の由来
松島の島々を彩る美しい松。
その松を「理想」「希望」「真理」「友愛」の四本の葉で図案化したもの。
2 教育目標
「心豊かで、自ら学び、たくましく生きぬく生徒の育成」
ふるさと松島町を愛し、松島中学校生徒としての誇りをもち、一人一人の自主性・創造性を培うとともに、徳育、知育、体育の充実に取り組み、人間性豊かで、現在及び将来にわたって、仲間と協働し学ぶ喜びをもち、自他ともにたくましく『生きぬく生徒』の育成に努める。
3 学校経営の基本方針
第2期宮城県教育振興基本計画及び松島町教育方針を受け、本校生徒と地域の実態を踏まえ、校訓である「「遠き理想」「高き希望」「明き真理」「深き友愛」を大切にしながら、よりよい校風の確立を目指して学校経営に当たる。
また、教育の成果を高め、地域や保護者の期待に応える信頼される学校とするため、教育目標「心豊かで、自ら学び、たくましく生きぬく生徒の育成」の具現化に向け、現在の学校課題を明確にし、教職員の共通理解のもと、試行錯誤しながら、家庭・地域と連携を深めながら教育活動を展開し、「学びの保障」に重点を置いた学校経営を行う。
さらに、本県の「子供の学びを支援する5つの提言」や本町の「指導力向上プログラム」を踏まえた『普段の授業』を実践していくために、教師自身が自己改善を積極的に行い「指導力向上」に努める教師集団の育成を目指す。そのためにも、教職員間の情報共有、共通行動を確実に行い、次代を担う心豊かな生徒の育成に努める。
4 目指す学校像 「行きたくなる学校」を目指して
◎日本一の「さわやかなあいさつ」と「笑顔」あふれる学校
◎生徒一人一人の「確かな学びと成長」を保障する学校
◎地域や保護者と共に歩む、信頼される学校
5 目指す生徒像
(1)豊かな感性と美意識を持ち、思いやりと感謝の心を大切にする生徒
①明るいあいさつができる生徒
②進んで奉仕できる生徒
③互いに認め合うことができる生徒
④親や地域に感謝することができる生徒
(2)自ら学び、伝え合うことで成長し合う生徒
①学習意欲の継続、学習課題の解決に向かう生徒
②仲間と協働して学びに向かう生徒
③個性の理解と伸長に努める生徒
④学んだことを生かし表現する生徒
(3)自分の未来を自分の手で切り拓こうとするたくましい心と体を大切にする生徒
①自ら生活習慣をつくり出せる生徒
②最後まで粘り強くやりとおす生徒
③素直に感動する心をもつ生徒
④進んで心と体を鍛える生徒
6 目指す教師像
◎ 生徒とともに歩み、心豊かに学び続け、学び合う教師と教師集団
(1)人間的な魅力を持ち、分かる授業づくりと学ぶ楽しさを教えることに努める教師
(2)生徒や保護者、地域の人々から信頼を得られるように務める教師
(3)教師自身が自己改善を積極的に行い「指導力向上」に努める教師集団
7 今年度の学校教育の重点・■具体の取組
※学校運営協議会からご意見をいただき、家庭からの信頼のもと、「自信を持って学校運営に取り組む職員集団」という意識の高揚を図ることを大切にしながら、以下の重点を設定する。
(1)心の教育の充実
〇夢と感動があり、創造と協働の喜びの体験を通して、豊かな感性と美意識を培う
〇考え議論する視点の強化
〇新たな不登校を生まない絆づくり・居場所づくり
〇関係機関との連携
■取組のねらいの明確化、主体的活動の補償 ■学級、学年を核としたチャンス相談 ■保護者面談・校内・町ケース会議・SSWとの連携 |
(2)学ぶ力の育成
〇主体性を育む指導改善
〇生徒の実態に則した指導、個に応じた指導
〇自分の考えを伝え合うことで、深い学びに結びつける授業設計
〇ICT活用の推進
■協働による授業づくりの精度の向上 ■ねらいと振り返りの意識化・調査の数値の向上 ■「授業がよく分かる」生徒の増加 |
(3)特別支援教育の推進
〇個に応じた支援強化
〇就学指導体制の整備
〇専門的知見の導入
■通級やTT等、通常学級における配慮の必要な生徒への対応 ■個別の指導の方針の検討 ■関係機関との連携 |
(4)志教育の推進
〇道徳・特活等での意識化
〇キャリア教育等体験活動の推進
〇試行錯誤しながら、自分の道を切り開いていく生徒の育成
■努力点を褒め、認めながら、自己肯定感をもたせる授業や体験活動等の実施 ■夢や希望をもたせる進路指導 |
(5)防災教育の推進
〇自分の身は自分で守る意識
○余裕があれば弱者に手を貸す配慮
■安全担当主幹を中心に、生活安全・災害安全・交通安全の指導の徹底 ■想定を大切にした避難訓練の実施 ■まつしま防災学の強化・充実 |