役に立つ「割り算の余り」に関する学習小学校3年生では,除法(割り算)の意味について学び,
「余りについて知ること」とされています。また,4年生では
,「被除数=除数×商+余り」の関係を理解する
こととなっています。
その後,分数が現れて,
「余り」の概念に触れる機会がほとんどなくなりますが,
再び,
高校以降に「高度な数学?」となって出現するのですね。
例えば,47
2003を7で割った余りを求めよ等
県内の中学校でも
3桁の数を5回掛け合わせた数字を二桁の整数で割った余りに関係
する問題が出題されています。
電子情報の暗号化に利用されているからでしょうか。算数・数学と実社会をつなぐ
出題が今後ますます増えていくかもしれませんね。
子どもたちにとっても,面白い世界がさらに広がっていくことでしょう。▼今回の出題(間の数を書きださないで数えることの基礎は,一年生で習います。)
※製品・商品の箱詰めでも,「余り」を活用することで,箱に定数がきちんと
入ったかの確認作業にはなりますね。