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2025/01/01

謹賀新年

| by 松二小職員
    釜石小学校校歌
      井上ひさし 作詞
      宇野誠一郎 作曲

1.いきいき生きる いきいき生きる
  ひとりで立って まっすぐ生きる
  困ったときは  目をあげて
  星をめあてに  まっすぐ生きる
  息あるうちは  いきいき生きる

2.はっきり話す  はっきり話す
  びくびくせずに はっきり話す
  困ったときは  あわてずに
  人間について  よく考える
  考えたなら   はっきり話す

3.しっかりつかむ  しっかりつかむ
  まことの知恵を  しっかりつかむ
  困ったときは   手を出して
  ともだちの手を  しっかりつかむ
  手と手をつないで しっかり生きる

 東日本大震災で「釜石の奇跡」と言われ、児童・教職員の犠牲者ゼロの象徴となった釜石小学校の校歌です。
 仙台文学館初代館長であり直木賞受賞作家の故井上ひさしさんの作詞です。
 中学・高校時代を仙台で過ごした井上ひさしさんは小説「青葉繁れる」では松島の場面を描くなど我々松島人にとっては身近な存在かもしれません。

 この校歌には「生きる」ことや「学び」の本質があるように感じます。
 特に「人間について よく考える」というフレーズは幕末の獅子・吉田松陰の「学は人たる所以を学ぶなり」に通じるものがあります。

 児童の皆さん、私たちはなぜ学ぶのでしょう。 
 いろいろなことを考えながら今年もたくさん学習していきましょう。
 保護者の皆様、この一年がよい年でありますようお祈りいたします。

 校庭からの日の出(令和6年12月24日撮影)
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