8月もいよいよ明日でおしまいです。
今年は終戦80周年という節目でもあり、戦争に関する報道がさかんに行われていました。
読書感想文コンクールの課題図書にも戦争に関する図書があり、いかに平和が大事であるかを感じさせます。
今日は松島町にゆかりのある直木賞作家、井上ひさし氏(★)原案である「木の上の軍隊」という映画を紹介します。
この映画は沖縄を舞台とし、終戦を知らずに2年間知らずに木の上で生活をしていた2人の軍人の実話を元にした話です。
もともと井上ひさし氏が演劇として考えた作品を映画化しました。

この映画の注目点は沖縄出身の監督によってほぼ沖縄
出身の俳優が選ばれ、沖縄であった出来事をオール沖縄
ロケで作られたことです。
文化庁文化芸術振興費補助金で作られた映画です。
当時の悲惨さを知る上でも見る価値はあると思います。
★井上氏は中学・高校時代を仙台で過ごしました。
小説「青葉繁れる」等では松島を描くなど松島にゆか りのある作家です。