新型コロナウイルスのオミクロン株の感染が急拡大しています。 今一度,感染の予防方法について,しっかり確認しましょう。
オミクロン株の特徴について,新潟大学大学院 菖蒲川由郷特任教授は,
次のように話しています。
「オミクロン株は,従来のデルタ株よりも感染力が数倍という特徴があります。つまり,どんどん知らないうちにうつってしまう感染力の強さです」
教授は,オミクロン株が急速に広がっている要因について,次の様にも話しています。
「潜伏期間の短さというものが言われています。数日でも発症するのではないかと言われています」
「これまでのデルタ株は潜伏期間が,およそ5日でしたが,オミクロン株は,およそ3日と短いのが特長です。」
感染力の強さと合わせて広がるスピードが速いとのことです。
発症した日の前後2日間は,最もウイルス量が多いため,発熱やのどの痛みなど,かぜに似た症状が出た場合には,学校や仕事を休み,早めに医療機関を受診するようにと呼びかけています。
週末,ご家族で人の多く集まるところに出かける際には,三密を避け,マ
スクを着用し,手洗いとうがい,手指の消毒をしっかりするなどの感染対策をしっかりしてお過ごしください。
厚生労働省ホームページの新型コロナに関する情報のコーナーにわかりやす
い図が掲載されていました。また,たくさんの情報の中には,間違った情報が
混じっていることがありますので,気をつけてください。