２２日（月）６年生を対象に人権啓発地方委託事業として車いすテニス講習会を行いました。
　今回ご指導いただいた講師はとてもビッグな方々ばかりです。

　講師の三浦コーチは日本車いすテニス協会のナショナ
ルコーチで、東京パラリンピック日本代表のヘッドコー
チでもいらっしゃいました。
　昨年、国民栄誉賞を受賞した国枝選手の指導もされた
そうです。
　インターナショナルな規模で活躍されている方が指導
してくださる貴重な機会でした。

　洞口コーチはインターハイや国体に出場経験があり、
数々のジュニア選手を宮城県代表選手へと育成されてい
ます。

　中澤コーチはMarysol松島のテニスコーチをされてい
ます。国体ではご自身が少年の部・青年の部でそれぞれ
入賞されており、国体の宮城県代表コーチもされた方で
す。

　車いすの説明が終わり、三浦コーチが
　「質問はありませんか？」
と問いました。
　児童が
　「どうやったら曲がるのですか？」
と質問をしたところ
　「実際にやってみましょう。車いすに座ってください。」
と体験から入りました。
　するとあっという間に児童はできるのです。

　一人できると他の児童も次々とできるようになります。
成功体験の連鎖です。
　コーチは常にコミュニケーションを怠りません。


　児童全員が初めてのテニスだったのでラケットの持ち方
から教えていただきました。
　あっという間に上手になりました。


　いよいよ車いすテニスです。
　ボールを打つのはなかなか難しいです。
　ここで車いすを使っている方の大変さなどを学んでいき
ます。
　「車いすに乗っている人がいたら、『押しますか？』
と声を掛けます。」
　という感想が出ました。


　
　いよいよ試合です！
　みんな楽しみました！

　東京パラリンピックの時の話も聞かせていただきまし
た。
　毎日PCR検査があったこと。
　大会中、親が新型コロナで亡くなった選手がいたこと。
　その選手が大会参加の継続を決断したこと等々。

　三浦コーチの
　「夢と目標を持ってください。」
　という言葉は本当に胸に響きました。

　コーチの皆様方、本当にご指導ありがとうございまし
た。
　また、今回の学習は人権擁護委員の皆様のご尽力によ
り開催することができました。
　ありがとうございました。

 ★コーチの名前の掲載につきまして本人様より許諾を
　得ております。