現在、県内の一部の映画館で「グランメゾン・パリ」が好評上映中です。
実は松島とフランスには牡蠣がつなぐ絆があるのをご存じでしょうか。

1960年代、フランス牡蠣の突然死が大量に発生し
ました。
そのため、松島では自前の牡蠣を輸送したのです。
現在のフランスで流通している牡蠣の9割は宮城県か
ら送ったマガキ種の子孫と言われています。
2011年3月、東日本大震災が発生しました。
地震と津波で松島は大きな被害が出ました。
フランスでは日本の牡蠣を救うプロジェクトが始まり
多額の支援が松島にもたらされました。
松島とフランスの人々の熱い思いや願いが国境を越え、
今の牡蠣養殖につながっていることは松島人として記憶
しておかなければならないことだと思います。