10月4日(日)に東松島市の大曲地区を主会場にみどりの少年団の県大会が行われました。宮城県内およそ100団体余りから11団体、123名が参加しました。
本校のみどりの少年団からは5、6年生の希望者5名の児童が参加しました。
かつて東松島市の大曲地区(場所は航空自衛隊松島基地の近く)の美しい景観を形作っていた海岸林は、東日本大震災でほとんどが消失してしまいました。
その海岸林の復興を目的に、県下のみどりの少年団による植樹が、毎年行われています。松島二小の子供たちは、60本のクロマツの苗を植樹してきました。
その後、苗木の贈呈式や式典を行ったあと、宮城県森林インストラクター協会の方々との交流会が行われました。
森林インストラクターの方々に教えていただきながら、木こまや竹とんぼ、ぶんぶんごまの絵付け体験や「枝えんぴつ」作りなど木を使った物つくり体験をしてきました。完成した作品はすべて持ち帰ることができ、たくさんの作品を手に子供たちに笑顔が広がりました。
5名の子供たちは、クロマツを植樹しながら海岸林の復興を思い描いたり、物作りをしながら木の温もりを感じたりするなど、貴重な体験ができたことと思います。木の大切さを全校のみんなにぜひ呼びかけて欲しいと思います。
また、児童の皆さんや保護者の皆様には、富山和子さん著書の「森は生きている」という本を手に取って、読んでいただければと思います。
身の回りの緑に目を向けること,木製品を大切に使うことから始めましょう!
植林の下準備。まず穴を掘っていきます。
しっかり育って欲しいです。
鉛筆作り。上手にできました。
駒の模様作り、工夫しています。
たくさんの体験をすることができました。