11月10日(水)、4年生が総合的な学習で品井沼を見学しました。
ガイドの稲垣さんにたくさん教えていただきました。

歩いている橋は旧東北本線が走っていました。
橋脚は当時のままです。
大正天皇(皇太子時)が東北行幸の折、ここで1分間列車を停
車させ、高城川の工事の様子を車内からご覧になられ、皆を励ま
されたそうです。

元禄潜穴のずり出し穴を見学しました。
穴頭から穴尻までの2㎞超の距離に10か所のたて穴(ずり出し穴)を
掘り、それらをつなぐために横穴(くぐり穴)が掘られ、5年をかけて
トンネルを開通させました。
重機もない時代に、どうやって掘る穴の方向や傾斜を決
めていったのでしょう。
先人の知恵には驚くばかりです。

鎌田三之助の銅像前で、その苦労や業績などを
聞きました。
品井沼干拓は江戸時代から明治・大正・
昭和を貫く一大事業でした。

明治潜穴見学の時は雨が降ってきました。
しかし、子供たちは一生懸命に稲垣さんの話を聞きました。

稲垣さん、詳しく説明していただきありがとうござ
いました。