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2026/01/01new

謹賀新年

| by 松二小職員
   釜石小学校校歌
      井上ひさし 作詞
      宇野誠一郎 作曲

1.いきいき生きる いきいき生きる
  ひとりで立って まっすぐ生きる
  困ったときは  目をあげて
  星をめあてに  まっすぐ生きる
  息あるうちは  いきいき生きる

2.はっきり話す  はっきり話す
  びくびくせずに はっきり話す
  困ったときは  あわてずに
  人間について  よく考える
  考えたなら   はっきり話す

3.しっかりつかむ  しっかりつかむ
  まことの知恵を  しっかりつかむ
  困ったときは   手を出して
  ともだちの手を  しっかりつかむ
  手と手をつないで しっかり生きる

 東日本大震災で「釜石の奇跡」と言われ、児童・教職員の犠牲者ゼロの象徴となった釜石小学校の校歌です。
 仙台文学館初代館長であり直木賞受賞作家の故井上ひさしさんの作詞です。
 井上ひさしさんは仙台第一高等学校の出身なのですが、松島第二小学校と仙台一高には深い関係があるのをご存じでしょうか。
 後日本ホームページで紹介したいと思っています。

 釜石小学校の校歌に話を戻しますが、実に示唆に富む歌詞であると思います。
 特に「人間について よく考える」というフレーズは幕末に松下村塾を開塾し、伊藤博文、山縣有朋らを輩出した吉田松陰の「学は人たる所以を学ぶなり」という名言に通じるものがあります。


 児童の皆さん、私たちはなぜ学ぶのでしょう。 
 いろいろなことを考えながら今年もたくさん学習していきましょう。
 保護者の皆様や地域の方々をはじめ、皆様にとりまして、この一年がよい年でありますようお祈りいたします。

 写真は昨年12月12日、初めて校庭に雪が積もった
時の日の出の様子です。

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