7月15日(水)、A先生がNIE(新聞を学校の授業に活用する教育)の実践授業を5年生の子供たちと行いました。A先生は、本校のNIEの担当です。
国語の教科書には、複数の新聞記事を読み比べる学習があります。しかし、昨今では新聞の購読率が下がり、子供たちが新聞を身近に感じる機会が少なくなってきたと感じられます。この現状を踏まえて、今回は本物の新聞を実際に手に取り、「新聞」とはどういうものか、また、本単元で新聞を通して何を学ぶかを知る時間として本時の学習を設定しました。
子供たちは新聞を受け取ると嬉しそうにページをめくり、どんな記事が書かれているのか次々と気付いたことをノートに書き込んでいました。ニュース、広告、スポーツ、天気予報、復興支援・・・等です。新聞の見出しには学んでいない漢字が使われ、記事の内容によっては難しいものもあります。新聞に本気で向き合う子供のたちの「目の輝き」がすばらしかったです。
次は「常磐線開通」に関する実際の2つの記事の読み比べをしました。比べることにより、記事の大きさや書かれている内容、使われる写真等、違うことが分かりました。
河北新報の新聞記者の方にも授業に参加していただきました。新聞を書く時には「何を伝えたいか」を大事にし、「その場にいない人にも分かるように」伝えているという話をいただきました。普段聞くことができない、貴重な話です。
5年生の子供たちは、新聞についてA先生と河北新報の記者さんと有意義に学びました。今後は、担任S先生と新聞記事について学習していきます。5年生の皆さん、新聞記事の学習を通して、情報収集力と情報活用力をぜひ身に付けよう!

新聞に没頭!?「何が書いてあるんだろう。」

記事の読み比べ。「新聞によって書き方が違うな。」

A先生と河北新報社の記者Tさんとの絶妙のやり取り。
Tさん、貴重なお話、ありがとうございます。
松島第二小学校では今後もNIE実践指定校として子供たちと新聞を活用した活動を行っていきます。