子供たちは、1時間ほど勉強をしてすっきりしたようで、行く秋を惜しむかのように校庭に飛び出して行きました。そして、色づいた木々と遊びました。風に吹かれて落ちてくる銀杏の葉っぱを待ち構えて取ろうと何度も挑戦する子供たち。最後には、葉っぱを集めて空高く放り投げて、舞い散る銀杏の葉っぱを見て楽しんでいました。
さらに、校庭の片隅で磁石を使って一生けん命「砂鉄」を集めている子供もいました。何をするのかなと思ったら、教室に戻りホッカイロの作り方を調べ始めました。材料を集めて作ってみました。少しほんのりと温かくなったようでした。作りたいと思ったきっかけは、「お母さんが、冷え性なので作ってあげたい。」とのことでした。「お母さんのために」という子供の心に、指導員も大変感動しました。
子供たちの「自然を愛でる気持ち」や「思いやり」が育っていることを知り、とても気持ちのよい時間を過ごすことができました。行く秋を惜しみつつ。 ▼ひと際目を引く色づいた銀杏の葉 ▼舞い散る銀杏の葉 ▼形のきれいな銀杏の葉を拾う ▼赤く染まった桜の木 ▼箱に入れた砂鉄を磁石で動かす