4月8日(水)に行われた披露式・1学期始業式における児童代表の言葉全文です。心のこもった想いを,丁寧に立派に発表できました。
お迎えの言葉(代表・6年Aさん)
桜のつぼみが開き,どんぐりの里「松島第五小学校」にも出会いの季節が訪れました。
新しくいらっしゃった先生方,松島第五小学校へようこそ。そして,お帰りなさいの先生方,お待ちしていました。
先日,4名の先生方とお別れし,さびしい気持ちもありましたが,今日先生方と新しい1年のスタートを切ることができ,嬉しい気持ちでいっぱいです。
松島第五小学校は,1学年1クラスの小さな学校です,そのため,様々な学年との交流が多く,学年はもちろん,学校全体でとても仲が良い学校です。人数が少なく,名前を知っているので,2年生以上の学年は名札を付けていません。先生方も早く名前を覚えてくださいね。
松五小には,たくさんの行事があります。例えば,どんぐりフェスティバル。これは3年生から6年生までがお店を開き,1,2年生や幼稚園,地域の方がお店を回ります。毎年,工夫された楽しいお店が出ます。楽しみにしていてください。
また,松五小はたてわり活動が盛んです。まず,たてわり仲良し会では,たてわり班で高城川沿いに咲く桜並木のもとでお弁当を食べます。たてわり班のメンバーと仲良くなる最初の行事です。
次に,運動会のたてわりリレーです。1年生から6年生まで全員がたてわり班でバトンをつなぎ,全力で走ります。
秋には,駅伝大会があります。それぞれの班が800メートル,1000メートル,1200メートルの距離を誰が走るのか,どの順で走るか決めて全力で挑みます。
さらに,冬には大縄大会があります。上学年が中心となって休み時間も集まって練習し,本番では優勝を目指してチームワークと練習の成果を発揮します。
松五小は,始めにもお話ししたように,『どんぐりころころ』の里と言われています。先生方は,松五小は,『どんぐりころころ』の歌は御存知ですよね。松五小は,『どんぐりころころ』の作詞者青木存義先生の生家があった場所です。そして,私たちは『どんぐりころころ』の幻の3番を歌い継いでいます。実は,あの歌には3番があって,最後はハッピーエンドになるのです。この後,2つのパートに分かれて合唱する予定でしたが,今回は歌えないので,次の機会を楽しみにしていてください。
(渡辺仁校長先生,森邦広先生,濱口ななみ先生,上野庸悦先生,菊池瑞樹先生,大沼隆さん,)6名の先生方との出会いと再会を大切にし,先生方にたくさんのことを教えていただきたいです。どうぞよろしくお願いします。
6年生になって(代表 6年Tさん)
新しい1年が始まりました。学年が上がり私は6年生になり,これから頑張らなくてはならないことはたくさんあると思います。今日はその頑張りたいことを紹介します。
一つ目に頑張りたいことは勉強です。苦手なところはきちんと復習したいです。授業でも積極的に手を挙げたいです。
二つ目は委員会です。委員会はほとんど6年生のおかげで成り立っていました。いつも積極的でみんなに頼られている6年生の姿は輝いていました。私もあんな6年生になりたいと思うようになりました。少し不安もあるけれど,今までよりもたくさん動いて進んで活動したいです。
三つ目に頑張りたいことは,たてわり活動です。たてわり活動では,小さい子たちの面倒も見てあげなければなりません。すべて6年生が中心となるので,先のことを考えて素早く行動できるようにしたいです。
正直6年生がいなくなり,とても不安ですが,そんなときはみんなで協力して乗り切りたいです。5年生のときの1年間を振り返ると,6年生には本当にお世話になったと思います。コロナウイルスの影響で卒業式や6年生を送る会がなくなり,感謝の気持ちをみんなで伝えられなかったのはとても残念でしたが,6年生には感謝の気持ちでいっぱいです。
そして,次は私たちが五小を引っ張っていかなければなりません。みんなに優しくお手本になれるような6年生になりたいです。そして,この五小をみんなの笑顔であふれる学校にできるように頑張りたいです。