以下は,作家「俵万智」さんのエッセイ『りんごの涙』からの抜粋です。
『過ぎ去って ゆく者として 抱かれおり 弥生三月 さよならの月』 俵万智作
夏の終わりのさよならよりも,年の終わりのさよならよりも,三月に来るさよならは,何故か心に”つーん”とくる。
卒業は,はじまりのための終わり,出会いのためのさよなら。それは春の終わりの季語。
春が過ぎ去ってゆく,のではない。人が過ぎ去ってゆく者として,春という季節に抱かれている。春という季節に見送られている。
名残り雪,卒業式,萌えはじめる草木たち。
本校,第133回卒業式を挙行しました。卒業生・在校生代表の5年生と4年生。共に感動の卒業式を創り上げてくれました。
次の写真は,上から順番に1年生→5年生の廊下の掲示です。在校生の卒業を祝う言葉と,6年生から在校生へのメッセージ(返礼)が表現されています。
次は,教室以外の廊下と階段の掲示です。これでもかという程、卒業を祝っています
とどめの,6年間の成長の写真が家庭科室前廊下に掲示されています
明日に続きます・・・