教職員の働き方改革

 今日の学校を取り巻く環境は、社会や経済の変化に伴い、より複雑化・多様化しており、学校には、これまで以上に子供たちに対するきめ細かな対応が求められております。
 また、情報化やグローバル化といった社会の急速な変化が進む中、知識を活用し、協働して新たな価値を生み出せるよう、主体的な学びを促す教育も推進する必要があります。
 これらの対応を進める中で、教員の業務は多様化し、拡大している状況がみられます。

 このため、松島町でも、教員のモチベーションの向上、子供と向き合う時間の確保を目指し、教員の負担軽減や学校の業務改善を図る取組を実施してまいりましたが、一定の成果が見られる一方で、教員の長時間勤務の抜本的な解消はまだまだ十分とはいえません。

 国を挙げて働き方改革に向けた動きが加速する中、学校における働き方改革を更に推進するため、宮城県教育委員会が平成31年3月に策定いたしました「教職員の働き方改革に関する取組方針」(平成31~33年度)を参考にしながら、本町でも、この度、総合的な取組方針を策定することといたしました。
 保護者や地域の方々の理解も得ながら、本方針に基づき、さらに取組を進めていきたいと考えております。

   松島町教育委員会