
寺子屋の養育方針 現在の学校と寺子屋の大きな違いは、受容と自発の違いです。
上人は人間関係を保つのが基本ですから、複雑な人間関係をロールプレイニング(役割実演法)で体得させたそうです。つまり想像力を駆使して、大人の真似をしながら学習していくのです。誰かの足を踏めば、踏まれたものは痛いだろうなと想像する。どんどん重ねて相手の気持ちや自分の心を推し量り、どうすれば、良い関係になるかを考えていくのです。
彼らの手本になるのは、親や師匠、世間の大人です。
大人を真似て、見る、聴く、話す態度(考え方、表情、身振り、言葉つき)を身に付けていくのです。
これが江戸しぐさです。
人の痛みが分からぬのでは、善い商人に育たないわけです。
学校の成績中心の現在の親には、ちょっとチクリと痛いところでしょうか?
~身につけよう! 江戸しぐさ 越川禮子著より引用~
*この本を読んで、考えさせられることがたくさんありました。