皆さんが知っている「どんぐりころころ」は、宮城県松島町出身の作詞家である青木存義(あおき ながよし)が、松島で過ごした幼い日を想って作詞した曲です。
松島町内には、歌詞が刻まれた歌碑が2ヶ所あります。
一つは、観瀾亭・松島博物館の入口(1984年設立) 、もう一つは松島第五小学校の校門前です。また、住民や観光客にも親しんでもらうため、町内38ヶ所の防災行政無線から流れる正午の時報に「どんぐりころころ」が採用されています。
町のマスコットキャラクターとしては、童謡と松島町の名前から生まれた「どんぐり松ちゃん」というキャラクターも存在します。

話が長くなりましたが、今回は、秋ということもあり「どんぐりころころ」の歌詞について、少しお話しします。
どんぐりころころ
作詞 青木存義(あおき ながよし) (1987~1935)
作曲 梁田 貞(やなだ てい) (1885~1959)
①どんぐりころころ どんぶりこ
おいけにはまって さあたいへん
どじょうがでてきて こんにちは
ぼっちゃんいっしょに あそびましょう
②どんぐりころころ よろこんで
しばらくいっしょに あそんだが
やっぱりおやまが こいしいと
ないてはどじょうを こまらせた
本当の歌詞はここまでです。
童謡「どんぐりころころ」の歌詞が「怖い」と言われる理由は、2番の結末でどんぐりが池から出られず、泣いたまま終わる不条理さと悲しさにあります。が、
作者の青木存義(あおきながよし)は、あえて3番を作らず「子どもたちに自分で続きを作ってほしい」という思いを込めたと言われています。
しかし、その後、1986年に作曲家の岩河三郎がこの「幻の3番」を作りました。
他にも、桂文枝さんが4番、若尾隆一さんが5番を創作したそうです。
またまだ、歌詞が続くという話も聞いています。
真偽は分かりません。
③どんぐりころころ 泣いていたら 作詞 岩河三郎(1923~2013)
仲良しこりすが とんできて
落ち葉にくるんで おんぶして
急いでお山に 連れてった
④どんぐり ころころ 帰ったら 作詞 どんぐりころころ 4番(桂文枝 作)
仲間が みんな 拾われて
お話相手が いなくなり
どじょうに 会いに 転がった
⑤どんぐりころころ その途中 作詞 若尾隆一
こりすに拾われ 埋められて
芽が出て葉が出て 木になって
どんぐりいっぱい 実らせた