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◆教育長室から(教育関係)


2020/06/30

食生活

| by 教育長

   インスタントラーメンが登場したのは1958年(昭和33年)でした。
 以来,インスタント食品やカレーを代表するレトルト食品が出回り,食生活は様変わりしました。
   さらに最近では、カタカナ名の食べ物が多くなり過ぎ、どんな食べ物なのか(見た目、味)、とんと分からなくなりました。
  ・ビーフストロガノフ
  ・キャラムーチョ
  ・アクアパッツァ
       ・アンチョビ
 
    これは何ですか?というわけです。
 特に、食べる機会がほとんどないイタリア料理やフランス料理などは、全く分からず店に入るのすら怖いものがあります。
 
 極めて希に妻と二人で外に出かけ、「何かおいしいものを食べよう」と言っても、最終的には未知の食べ物よりも、味も見た目も味も十分に予測できる安全な(?)「サバ味噌定食」か「天ザル」あたりで落ち着いてしまいます。
 「それなら家で食べられるでしょう」という話です。

 
   「食は命なり」という言葉よく耳にします。
 【命はイノチではなくメイと読むそうです。】
 
 江戸中期の人、水野南北(1760~1834)の言葉で、彼は「飲食により、人間の運命は変わる」という意味で「食は命なり」という言葉を残しました。
 栄養過多に陥りがちな現代の「食」は健康を害し、病気になり命を縮めてしまうことが多々あります。つまり、命を縮めるこということは、運命が変わってしまうということになります。
 「食は命なり」は現代にも通じてはいないでしょうか。

 
    昔、ある雑誌を見ていたら、「嘘のようなほんとの話」として、下の事例が紹介してありました。

・「お米を洗ってと言ったら,洗剤で洗う人がいた」まさかと思っていたら,世の中にはなんとほんとに…いるんですね。
・豆腐のあんかけに,小豆の「あん」をかけちゃった。
・落としぶたって,どんな豚料理なの?
・ゴマメって,どんな豆?
・さいの目ねぇ,サイってどんな目だったかしら?
・びっくり水って,どんな水?
・ほうれん草は切ってゆでるのよね。ブロッコリーがそうだもの。
・豆腐の水切り,水の中で切るんでしょ。
・三杯酢とは,カップ三杯の酢のこと。
・魚を背中から開くから,背開きでしょ。イワシの手開きは,手から開くのかしら。じゃ,イワシの手はどこ?

 
   これがホントの話であれば笑えないお話しで、水野南北さん、頭抱えているかもしれませんね。
 


 


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