「子どもは親の鏡」という諺があります。
このことをふと考えてみました。
あるお母さんが,子どもについて次のように語ったとします。
「うちの子はダラダラとテレビばっかり見ていて,少しも勉強しません。」
「宿題はほっといて,ぎりぎりの時間にならないとやらないんです。」
では,このような子どもの見本になったのは,誰でしょうか。
まさか,
『私ははダラダラとテレビばっかり見ていて,少しも家事をしません。』
『家事はほっといて,ぎりぎりの時間にならないとやらないんです。』
という,お母さんだったりして…
(あくまでも想像ですから無礼をお許しください)
以前にもお話ししたと思いますが,
子どもは,「親の言うとおりはしないが,するとおりにはする」ということです。
そうすると,こんなことも考えなくてはならなくなってくるのではないでしょうか。
「子どものふりを見て,我がふり直せ」
保護者の方々は,どんな感想をおもちになったでしょうか。

(追)寒くなってきましたお体に気をつけてお過ごしください。