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◆教育長室から(教育関係)


2020/07/01

天網恢々疎にして漏らさず

| by 教育長

 

   昔から悪いことをすると、「バチが当たる」「悪いことをすれば自分に返ってくる」 という風に言われてきました。
  そのことが歯止めとなり、悪さを思いとどまったことはないでしょうか。

 
   最近時代劇を見ていましたら、
   天網恢々疎にして漏らさず(てんもうかいかいそにしてもらさず)
という台詞があり、久しぶりに聞いたので、つい知ったかぶりして書いてみました。

  
   天網恢々疎にして漏らさずとは「悪事を行えば、天罰を逃れることはできない」という意味です。
 
    老子の言葉が元になっているそうです。

 
    天網は「悪人や悪事を逃がさないように 天が張り巡らした網」という意味です。
    恢々は「大きく包み込む」という意味です。
    疎は「離れていて、まばら」という意味です。
    漏らさずは「取り残しがない。余すところがない」という意味です。

 
    天が張り巡らした網は粗いが、悪人や悪事は決して取り逃がさないということで、悪事を諫める言葉になっています。

 
    そんなのは迷信、天罰は当たらないという人もいます。
 保護者の皆様は、どうお考えになりますでしょうか。



 


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