昔から悪いことをすると、「バチが当たる」「悪いことをすれば自分に返ってくる」 という風に言われてきました。
そのことが歯止めとなり、悪さを思いとどまったことはないでしょうか。
最近時代劇を見ていましたら、
天網恢々疎にして漏らさず(てんもうかいかいそにしてもらさず)
という台詞があり、久しぶりに聞いたので、つい知ったかぶりして書いてみました。
天網恢々疎にして漏らさずとは「悪事を行えば、天罰を逃れることはできない」という意味です。
老子の言葉が元になっているそうです。
天網は「悪人や悪事を逃がさないように 天が張り巡らした網」という意味です。
恢々は「大きく包み込む」という意味です。
疎は「離れていて、まばら」という意味です。
漏らさずは「取り残しがない。余すところがない」という意味です。
天が張り巡らした網は粗いが、悪人や悪事は決して取り逃がさないということで、悪事を諫める言葉になっています。
そんなのは迷信、天罰は当たらないという人もいます。
保護者の皆様は、どうお考えになりますでしょうか。
