よい友だちをもつことの重要性は、昔からよく言われています。
今回は、それに関連した「ことわざ」を集めてみました。
(1)「霧の中をいけば、覚えずに衣染み入る」
・善い人のそばにいれば、意識しなくとも、影響を受けます。
悪い人のそばにいれば、自ずと悪い方向へ流れていきます。
先が見えないような濃い霧の中を歩いて行くと、
いつの間にか、衣服が湿っていくように身を置く環境によって
無意識の内に受ける影響というものがあります。
(2)「水は方円の器に随う」
・四角い器に水を入れれば水も四角い形になり、
丸い器に水を入れれば水も円形になります。
転じて、人も環境や付き合う人物いかんで良くも悪くもなるということです。
(3)「麻の中の蓬(よもぎ)」
・善人と交われば、自然に感化されて善人になることのたとえです。
・良い環境によって善が生ずることのたとえです。
・麻はまっすぐ伸び、よもぎは、曲がるくねって育ちます。
・麻の中によもぎを入れて育てると、よもぎですらまっすぐ育つということです。
今日はここまでです。
よい週末をお過ごしください。
