新学期がスタートしました。
遅ればせながら、お祝い号です。

≪詩≫ 新学期
小林純一
新学期、
新学期、
新学期になって きょうで 三日目、
ぼくは うれしくて しょうがないんです。
となりの席が あいていて
なんだか 居ごこちが わるいけど、
机が古くて いたんでて
それも いやだと 思ったけど、
もう、なんとも思いません。
新しい教科書 ぱらぱらぱら
なんだか むずかしそうだけど
それも 今では へいちゃらです。
まどから さしこんでくる
春のお日さま、光れ、光れ、
ぼくは うれしくて しょうがないんです。
なぜって 新しい先生が、
もう ぼくの姓と名を呼んだんです。
ちゃんと おぼえてくれて いたんです。
らんら、ら。
(追) お花の先生へ
いつもお気遣いありがとうございます。