野心の極(きわみ) 自己心理学の始祖であるハインツ・コフート(アメリカ)は、
人間の心には初めに「野心の極」というものができると言っている。
赤ちゃんのよちよち→ほめられる→赤ちゃんは更に喜ばれるようにチャレンジする。
このようなチャレンジ→ほめる→を繰り返すと、赤ちゃんに原始的な野心が芽生える。
コフートは、これを「野心の極」と呼んだ。
要するに、子どもはほめて、ほめて、前向きに伸ばしてあげる。
そして、子どもが不安になったとき、そこには力強い親がいるということを示す。
それが、子どもを健全に育てる基本パターンだとコフートは言っている。
~子どもが育つ勉強方法 和田秀樹著より引用~