「頭がいいのね」と「よく頑張ったね」 どちらが効果的か?
「頭がいいね」と元々の能力をほめる。
良い成績をとれたときには、その理由を「自分は才能があるからだ」と考えるように、悪い成績をとったときも、「自分には才能が無いからだ」と考える傾向があった。
「よく頑張ったね」と努力した内容をほめられた子供たちは、2回目、3回目のテストでも、粘り強く、問題を解こうと挑戦を続けた。
努力をほめられた子供たちは、悪い成績をとっても、「それは努力が足りない(能力の問題でなく)せいだ」と考えた。
~「学力」の経済学 中室牧子著より引用~