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◆教育長室から(教育関係)


2019/12/26

ルソーの言葉

| by 教育長
  教育委員会のホームページがダウンしてしまい,読者の方々には、大変ご迷惑をおかけいたしました。復旧に携わった職員の努力の甲斐もあって,予定よりかなり早く再開することができました。
 それにともなって,「教育長のひとり言」も再開することにしました。
 つたない文章ですが,今回も家庭向けに書いていきますので,話題にしていただければ幸いです。

           *   *   *   *   * 

   幼稚園から小学校にかけて,子供たちは急速に世界をひろげ成長していきます。
   この時期は,親としても,子どものあまりの変化に驚き,戸惑うことも多いこと思います。  
   フランスの思想家にルソー( 1712~1778)という人がいます。その人は,次のように語っています。

 子どもを不幸にする一番確実な方法は,それは何もさせないことだ。 

    あれもこれもすべて親がやってあげるということは,子どもにとっては,良くないということです。
 失敗も含めたいろいろな経験をさせてこそ,初めて子どもは育つというわけです。    
 約200年前に子育てについて語ったルソーの言葉ですが,保護者の方々はどうお感じになるでしょうか。
 
 今の時代にそぐわない言葉である。
 いや,考えるところは大いにある言葉である。
 時間に余裕がある時,ちょっと考えていただければ幸いです。

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 一年間大変世話様でした。
 よい年をお迎えください。

福袋を持ったねずみのイラスト(子年)
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