「スズメの学校」「メダカの学校」に続く童謡です。
青木存義(ながよし)作詞,梁田 貞 作曲のどんぐりころころ。
ご存じない方はいないと思います。
第五小学校内には、青木家のお墓もあります。
歌詞は以下の通りです。
どんぐりころころ ドンブリコ
お池にはまって さあ大変
どじょうが出てきて こんにちは
坊っちゃん 一緒に遊びましょう
どんぐりころころ よろこんで
しばらく一緒に 遊んだが
やっぱりお山が 恋しいと
泣いてはどじょうを 困らせた
「互いを認め合い,助け合い,違う世界の仲間とも仲良くしよう」という教訓も何気なく盛り込まれているすばらしい童謡だと思います。
普通は,2番まで歌い,終わりとなります。
しかし,あまり知られていませんが,この歌には,3番目があります。
「泣いてはどじょうを 困らせた」で切れては,詩としては,どうも収まりが悪いなと思っていただけに,3番目の詩に感激しました。
では,3番目はというと…
どんぐりころころ 泣いていたら
仲良しこりすが 飛んできて
落ち葉にくるんで おんぶして
急いでお山に 連れてった
こうなると「互いを認め合い,助け合い,違う世界の仲間とも仲良くしよう」とういうメッセージがさらに強調されると思います。
さて,オリジナルの方がいいのか、補作があった方がいいのか、保護者の判断はいかがでしょうか。
ちなみに,3番は,岩河 三郎さんという方が補作されたそうです。
