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◆教育長室から(教育関係)


2020/10/27

子と親の価値観

| by 教育長

                               

 なんといっても,親と子どもの間で異なるものは,価値観です。
 例えばその一つにあげられるのは,友だちに対する価値観です。


    保護者の方々が,よい友だちだとしてあげる項目は,一般的には(おそらく)
      ○勉強ができる子
   ○優しくて親切な子
   ○素直で大人のいうことをよく守る子
   ○清潔で健康,悪い遊びはしない子
   ○ウソをついたケンカをしない子となっています。

 それに対して子供たちは,
   ○面白いことを一緒にして遊ぶ子
   ○親のいうことよりも友だちのいう方を信じてくれる子
   ○秘密をばらしたりしない子
      ○ケンカをやっても仲直りがするのがうまい子
      ○大人にはウソをついても仲間にはウソをつかない子

と比較しても分かるように,評価が大きく分かれてしまいます。

 
    この価値観を理解し,この溝をどう埋めていくかということになります。

 

    子どもが「お父さん,お母さん,大嫌い」と思うときがあります。
   ○子どもであっても面子をつぶされたとき
   ○ケチを付けられたとき
   ○約束を破って,秘密をばらされたとき
   ○告げ口したとき
   ○子どもを疑ってかかったとき
   ○友だちをけなされたとき
   ○予定を無視されたとき
   ○あとで文句を付けられたとき
   ○比べて叱られたとき
   ○「勉強,勉強」というとき 

などだそうです。 

 
 「お父さん,お母さん,大嫌い」と子どもが言う裏にも,価値観の違いが見え隠れしているかもしれませんね。


 


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