
この手紙は「第一回心の手紙コンテスト 母から子への手紙」(猪苗代町絆づくり実行委員会主催)で佳作を受賞した作品です。
貧乏で、ごめんな 山口直美
ごめんな。うち貧乏でごめんな。
学校のピアニカ、お古でごめんな。
ゲーム機、買うてやれんでごめんな。
でも頑張るけぇ。お母さん頑張るけぇ。
病気せんよう、元気に大きくなりよ。
人に迷惑かけんよう、勉強も頑張りよ。
この間、友達にバカ言うたらしいな。
お母さん、人から聞いてびっくりしたよ。
いけんで。そりゃいけんで。
みんなと仲良くせんといけん。
弱い者いじめは、絶対したらいけん。
もうお父さんお母さん、ケンカばっかりせんけぇ。
あんたの事、すぐ怒らんけぇ。
なっ、みんなでやさしい人間になろう。
みんなで思いやりある、温かい家族になろう。
それが財産よ。
それが本当の宝物よ。
なっ、今日ははやく帰っておいで。
みんなでバーべQしようや。
なっ、そうしよう。
待っとるで。
*一つの家族のありようで、素晴らしい詩ではないでしょうか。
みなさん どう思われたでしょうか。