教育委員会では現在、NPO法人宮城歴史資料保全ネットワーク(以下、「宮城資料ネット」と表記)の御協力のもと、台風19号で被災した歴史資料のレスキュー活動に取り組んでいます。
1月17日には、宮城資料ネットとNPO法人みなとしほがまのボランティアの皆さまにご協力いただき、資料の整理・撮影作業を実施しました。
作業では、ドライクリーニング等が終了した文書資料を中性紙封筒と呼ばれる専用の封筒に封入してナンバリングを行ったほか、資料1点ごと(冊子の場合は、1ページごと)の写真を撮影しました。今回撮影した写真は、今後の目録作成作業に活用されるだけでなく、歴史資料を後世へ伝える際に役立つ大切な記録となります。
◆台風19号にともなって発生した浸水被害等により、ご先祖から伝わった古い書類や道具等が傷んでしまった、あるいは蔵や倉庫などを片付けているなかで、お宅からこれまで気付かなかった古いもの(古文書、古美術品、古い書類など)が出てきた、という方はぜひご相談ください(ぬれてしまったものでも、修理できる可能性があります。)
<相談先>
松島町教育委員会:022-354-5714
NPO法人 宮城歴史資料保全ネットワーク:022-752-2143
【教育課生涯学習班】
↑資料を中性紙封筒へ封入・ナンバリング作業
↑資料撮影作業
↑作業風景