「暗読み」とは,子どもを寝付かせるときに真っ暗な部屋で,親が物語を語り聞かせる読み方です。
部屋は,真っ暗ですので,もちろん本などは使用できません。
内容は,親が知っているお話を聞かせます。しかし,物語をきちんと覚えている人はいないと思います。忘れた箇所やあいまいな箇所は,適当にストーリーを組み立て,話して聞かせます。とりわけ,主人公の名前をスターの名前に変えたりしたりすると,それはもう子どもは大喜びです。
「そんなんでいいんですか」と誰でも心配しますが,それで十分なのです。
*昔々,あるところに,◆じいさんと,◆おばあさんがおりました。
* ◆じいさんは,川に洗濯に,◆おばあさんは,山に芝刈りに行きました。
*おじさんが洗濯していると,何やら川上から,大きな大きなマンゴーが,ドンブラコッコ,ドンブラコッコと流れてきました。
*そのマンゴーを家に持ち帰り,割ったところ,なんと,中から金太郎が出てきました。
(◆には,スターの名前を入れます。)
例えにしても,かなりめちゃくちゃなストーリーにしてしまいましたが,これでも心配はいりません。効果てきめんです。
子どもは暗闇の中で,
①言葉だけを頼りに,
②物語の映像を描き,
例えば,(◆じいさんはどんな人,◆ばあさんはどんな人,おじさんが洗濯している様子,大きな大きなマンゴーをイメージするとetc)
③想像力や思考力
を高めていきます。
普通の読みでは,得られない国語力が身に付きます。
低学年のお子さんをお持ちの方は,是非やってみていただければと思います。
まずは,今夜からどうでしょうか。