私の家の周辺にも、赤とんぼが飛び始めました。
アキアカネという種類のトンボで「ちょっと赤いかな」といった程度のトンボです。
トンボは、とても縁起のいい虫として、扱われてきました。
飛びながら害虫を食べてくれたり、後戻りせずに一直線に前に進んで行ったりすることで、勝虫と呼ばれています。
特にトンボの飛び方は、「不退転」とされ、決して退却をしないと言う武士道の精神を表わすものとして大切にされてきました。
たまにトンボ柄の浴衣を着ているお相撲さんをテレビ等で見かけます。
おそらく「どすこい、どすこいと一直線に進むぞ」という気持ちを表しているのではないでしょうか。

豪栄道とプリントされた浴衣の生地です。
(追)昔見た真っ赤かのトンボはどこに行ったのでしょうか。
そういえば、シオカラトンボもほとんど見られなくなりました。
これらも気候変動が関わってのでしょうか。
(追)だから何なのと言われそうですが、私もトンボ柄のネクタイを1本もってい
ます(笑)。