新年明けましておめどうございます。 今年は「子年」にあたり、再び新しい十二支のサイクルがスタートする年でもあります。 これまで以上に、さらに松島の教育が躍進するようにがんばりますので、どうぞよろしくお願いいたします。 さて、今年は、こんな話題からスタートします。 * * * 今 は亡くなりましたが,狐狸庵先生でおなじみの遠藤周作(えんどうしゅうさく)という小説家をご存じでしょうか。(あまりにも昔のことで知らない人も多いかもしりませんね。下段を参考にしてください。) 遠藤周作さんは,子どもの頃,理科系の勉強は全く理解できず,教科書を机上に立ててその陰で眠っているか,小説を読んでいたそうです。 成績が悪くて周囲の者や親戚の人たちからバカにされ,自分も俺は本当にバカではないかという劣等感に苛まれていたそうです。 そうした時,母親が「お前は一つだけいいところがある。それは文章を書いたり,話したりするのが上手だから,小説家になったらいい」と言ってくれました。「もし,その当時,母方の人たちと同じように,私を叱ったり,バカにしていたら,私という人間はきっとグレてしまって,現在どうなっていたか分からない」と話されています。 子育てで大切なことは,叱ったり,厳しく罰したりして無理に教え込むことではなく,子供たちの中に埋もれている美点や隠れた才能を見つけ出し,それに肥料や水を与えて育ててあげる励ましだともいえるのではないでしょうか。 「それは分かっているのだが,なかなかできない。ついつい怒ってしまう」と保護者の声も聞こえてきそうですが,根気強く励ましてみてはいかがでしょうか。 大人でも,怒られるよりは,褒められた方がいいに決まっています。このことをもう一度考えてみてはいかがでしょうか。 * * * 遠藤 周作(えんどう しゅうさく、1923年(大正12年)3月27日 - 1996年(平成8年
9月29日)は、日本の小説家。随筆や文芸評論や戯曲も手がけた。