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◆教育長室から(教育関係)


2020/12/02

挨拶(あいさつ)

| by 教育長

 

 「挨拶人間に不幸なし」と言われますが,子どもでも,大人でも,挨拶をしない人が,最近多くなってきていることが気になっています。
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    元NHKのアナウンサーの鈴木健二氏は,ご自分の著書「へたな頭の使い方で一生を終わらせるな」の中で「挨拶」について触れています。


   ご紹介します。

   挨拶の「挨」は開く,「拶」は迫る,の意味があり,さらに言葉の語源をさかのぼれば,「挨」は相手に優しく触れる,「拶」も少し強めに触れるという意味も含んでいるそうです。

 さらに,さらに,語源をさかのぼれば「挨」は押す,「拶」は押し返す,といの意味があり,挨拶されたら『必ず返しなさいよ』と,この2文字は伝えているということです。

   挨拶しても「挨拶なし」というのは,言葉の意味からしても礼儀を欠いているということになります。

   今,学校では「あいさつ」に力を入れて指導しているところです。
 
   あいさつの「あ」は,明るくさわやかに。
   あいさつの「い」は,いつでも,どこでも。
   あいさつの「さ」は,さわやかに。
   あいさつの「つ」は,続けて。

 「霧に入れば,覚えずして衣染みいる。善き人に近づけば,覚えずして,善き人に同化する」といいます。

 学校全体が「挨拶」できる,すてきな学校にして参りたいと思います。
  そして,挨拶はされるものではなく,するものだ,ということも,子どもたちに定着させたいと願っています。




 


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